１．遺伝子コードとは

ＦＡＰ療法の一つに「遺伝子コードをオフにする（元に戻す）」という方法があります。遺伝子には、オン・オフがあり、遺伝子コードのオン・オフは、科学的にも証明されていることをＮＨＫスペシャルで紹介されていました。

【その内容は】

遺伝子には、身体の各部分、目、耳、血液、心臓、肺、脳など体を作るための設計図が示されています。それ以外にも持久力、病気の予防、若返り、記憶力アップさせたりと様々な情報が書き込まれています。

その設計図が、どの程度読み取られるかによって、体質や才能などが決まります。

その設計図の読み取りをコントロ－ルするのが、変えられない２％の遺伝子以外の９８％だそうです。

９８％の遺伝子にはオン・オフがあり能力が発揮できるのは、このオン・オフに関係していることが分かってきました。

ある一卵性双生児さんのケースで追跡調査の元、分かってきたのですのが、同じ遺伝子を持つ双子なのにお一人は乳がんを患ってしまいました。

調査の結果わかったのは、乳がんは母乳を作る乳腺で細胞が異常に増殖することによるのだそうです。

病気の予防の遺伝子がオンの場合、ＲＮＡポリナーゼという読み取り機のような作用が走ることで「細胞が異常に増殖し始めてる」ことをキャッチし、その情報から抑える物質が作り出されます。

オフになっていると、ＤＮＡメチル化酵素が磁石のような物質を放出し読み取ることができなくなるそうです。

この遺伝子スイッチは、２万個以上もあると考えられています。病気の予防なども含めて遺伝子のスイッチは適切な状態であると、心身共に健康への維持が見込まれるということになります。

心身共に一番ベストな状態でいるための遺伝子コードのオン・オフを自分で調整できるといいですよね。

そこで、FAP療法の開発者 大嶋信頼先生がご紹介されている方法があります。

私達は言葉の影響を大きく受けていますので、言葉で遺伝子コードを唱えながら無意識さんにお任せして、本来の適切な状態に戻すというイメージです。

無意識さんについてですが、無意識の中の本能の部分は、体の機能を維持するために自律神経の働きにより内臓の働きはもちろん、その他、様々な体の働きを担ってくれています。その働きにお任せするというイメージです。

言葉でどの位の変化が期待できるのかというエビデンスは取れてはいません。しかし、自分の気持ちや体が楽だと感じるがことが何よりも大切だと思っています。自分が楽にそして自由に思う方向へと進めていくために簡単な方法ですので、試してみて下さいね。

 

２．遺伝子コードを唱える方法

 

「遺伝子コード＋還元（適切な状態、元に戻るという意味です）」という言葉を入れて唱える方法で、自分に合った必要な遺伝子コードであれば、唱えていると何だかいい感じがすることが多いです。

私は、何だかスーッと軽くなる感じがしたり、ふわーっと視界が明るく感じたりしましたが、感じ方は人それぞれです。

逆に唱えにくい感じがして、どこか抵抗しているような・・・「呂律が回らず唱えにくい」「簡単なのに覚えられない」など、そんな時は、坦々と唱えてみて、唱えやすくなってきたという時に何か軽さを感じる場合もありました。ですので、自分に関係するのかなと思える遺伝子コードは、取り敢えず唱えてみるといいのかなと思います。

何か動作をしながらでも、お風呂に入っている時やトイレなど、いつでもどこでも簡単に唱えることができます。

それぞれ、７回ワンセットで２～３セット唱えてみたり、それ以上ダラダラと７回ワンセットのリズムを取りながら唱え続けたりしてみます。ご自身でしっくりくるのかどうかがポイントです。だいたい定着するまで１月位は唱えてみて、後は気になる時に唱える感じです。

声に出しても心の中でもどちらでも構いませんが、人前だと心のなかがいいですね。　ブチブチ、モゴモゴ言っていると変人間違いなし(笑)

 

３．よく唱えられている遺伝子コードのご紹介

 

よく唱えられていたり、私自身が「いいな」と感じた遺伝子コードを紹介させて頂きますね。

母親と共依存関係⇒遺伝子コード　MAPK1（マップケーワンと読み、それに還元を付けてマップケーワンの還元×７回ワンセットで唱えます）

母親と共依存関係⇒　HMOX1（エイチモックスワンあるいは、エイチエムオーエックス、唱えやすい方で、還元を入れて７回ワンセットは同じです）

過剰に人に合わせてしまう⇒　CACNA１A（カクナワンエーの還元）、ADRA2A（アドラツーエーの還元）

何もやる気が起きない学習性無力感⇒　PAX6 (パックスシックスの還元)、BDNF（ビーディーエヌエフの還元）

怒り⇒　MGMT （エムジーエムティの還元）

嫌なことがフラッシュバックしてしまう⇒　SLC6A4 (エスエルシーシックスエーフォーの４還元)　などいろいろありますがほんの一部のご紹介です。

遺伝子コードはかなりの数があります。先日、そのコードを症状別に非常にわかりやすくまとめて下さっている、素晴らしいブログを拝見致しましたので、リンクを貼らせていただきます。Normal happy infoさんこちらです。

どんどん唱えて自由になって下さい。