ストレスと食欲の関係から
1.食べすぎは「意思が弱い」からではない
ストレスを感じると、気づけば食べすぎてしまう……。
そんな時、つい「自分は意思が弱いからだ」と責めてしまう方も多いのではないでしょうか。
けれど実は、食欲で心を満たそうとするのは「心の仕組み」です。
無意識さんが「ストレスでつらいから助けて」とサインを出しているだけなんです。
ですから、責める必要はまったくありません。
大切なのは「どんなストレスを感じているのか」に気づくこと。
それだけで食べすぎとの付き合い方が変わっていきます。
2.無意識さんに聞いてみる「心よ」ワーク
ストレスの原因は、頭で考えてもなかなか見つかりません。
そんな時におすすめなのが「心よ」と呼びかけてみることです。
FAP療法では「心に聞く」という無意識にアクセスする方法があります。とても簡単ですので、ぜひ習慣付けて下さいね。
例えば、こんな風に「心よ」とつけて聞いてみるだけなのです。
・「心よ、いま何にストレスを感じてる?」
・「心よ、どうして食べすぎたくなってるの?」
この「心よ」という言葉が無意識にアクセスする言葉になります。「心の扉に、ねぇねぇ」と呼び掛けて合図する感じです。
初めのうちは、答えは返って来ないかもしれません。それは、今まで自分の心の声を無視してきてしまったから。
しかし、聞く習慣をつけていくと、ふっと感覚や言葉が浮かんできます。
「本当は断りたかったかな」「疲れていたのに無理して引き受けたな」など、
無意識さんが伝えたかった“本心”が見えてくるのです。
3.今日からできるセルフケア3選
① 感覚を言葉にする
「嫌だった」「悲しかった」「疲れている」など、感じたことを言葉にしてみます。紙に書き出してみると、なお客観的に見れますよ。
自分の気持ちを認めるだけで、安心感が生まれます。そして、自分の気持ちを客観的に見れたら、書き出した紙は「ビリビリ」と破いて捨てちゃいます。「これで、スッキリ」
② 小さな「NO」を言ってみる
気が進まないお誘いに「ごめんなさいね、今日は都合が悪くて」と言ってみる。
無理をせず気持ちの都合を大切にする練習です。
③ 深呼吸して「大丈夫だよ」と声をかける
ストレスで食べたくなった時は、ひと呼吸。
「大丈夫だよ、私は私を守っているよ」と自分に優しく声をかけます。
これらは小さな一歩ですが、積み重ねるほど「食べすぎでごまかさなくても大丈夫」という安心感が育っていきます。
4.FAP療法でさらに深く心を整える
セルフケアで無意識さんの声に気づいていくのは、少し難しいなと思われ場合、
心の深い部分に働きかけていくFAP療法のセッションもございます。
FAP療法では、無意識にアクセスしてトラウマや抑圧された感情をやさしく解放していきます。
ご自身で「心よ」と問いかけて、いつも無意識さんとアクセスしていくのが一番大切です。しかし、問いかけてもなかなか自分では心の解放が進まないなという時は、セッション受けてみるのも一つです。
自然に“心が軽くなる感覚”を体験できます。
「もう食べすぎて自分を責めなくてもいい」
そんな自分にやさしい未来を選べるよう、安心して歩んでいただけるサポートになります。
まとめ
ストレスで食べすぎてしまうのは、心の弱さではなく「無意識さんからのSOS」。
自分を責めるのではなく、ちょっと立ち止まって「心よ」と声をかけてみましょう。
小さなセルフケアを取り入れることで、食べすぎに頼らずにストレスを乗り越える力が少しずつ育っていきます。
そして、さらに深い癒しを求めるときは、FAP療法を選択肢に入れてみてくださいね。(宣伝になってしまいました(笑))