２．私の人生シフトチェンジの旅（催眠療法/ヒプノセラピーとの出会い） / シャンティ ISA

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１．催眠療法との出会い

私は、幼少期から母親のご機嫌を窺いながら育ってきたため、他者に対しても自然に振る舞うことができませんでした。常に母親のご機嫌を窺うのと同じように他者に対してもご機嫌を窺い嫌われているのではないか、嫌われたらどうしようとビクビクしながら接していました。

その自分の人生を自由な人生にシフトチェンジしたいと、17日才頃から奮闘してきました。(笑)

17才の時に「引っ込み思案はこれで治る（絶版になっていますので、タイトルはこのようなタイトルで定かではありません）」というような書籍のタイトルを見た時、治せるものなのなのかと知り、いろいろな療法を体験する旅になりました。

この書籍から自分で行うリラックス法を知り毎日行いましたが、その時は頭もスッキリするのですが、いざ人に会った時は今までと同じ反応になり緊張しまくり。そこで、次に出会ったのが催眠療法です。

催眠といえば無意識（潜在意識）の領域です。この言葉は、知っていましたが具体的にどのような働きなのかを始めて知ることになりました。それは、私たちは意識しているようで殆ど無意識に行動していることが多く、緊張は自分ではコントロールできない無意識の領域であったということです。

実際に受けた催眠がとても心地よく自分で行うリラックス法よりかなり深いと感じ、その状態の時に先生が前向きな暗示を仰って下さり自分が変わった気がしました。

まだ、対人緊張はありましたが随分楽になりましたので、この療法にとても興味を持っていたそんな時、催眠療法の講座を少人数制でされていたところがあり、早速受講！20代の頃のことでした。

無意識（潜在意識）への誘導方法を学び、ワクワクとても楽しかったので夢中で覚えました。その後、こちらのセッションルームでインターンから先生の助手を勤め、お仕事にも繋がりました。

２．催眠療法の内容とその後

クライエントさんを担当させていただくことができましたが、暗示を入れる催眠療法でいい方向へ展開される方は、ネガティブな感情や感覚の影響が浅い方でした。

その頃行っていました暗示療法の内容は以下の通りです

催眠状態で暗示を入れていきますが、その方にとって無理のない「確かにそう思うけど、現実には難しい」の「確かにそう思う」と納得していて、後は無意識（潜在意識）が、今までの反応として残っている部分を暗示で変換していくという方法です。（2024年10月より設定させていただいております「人生シフトチェンジしっかりコース」でご案内させていただいている「暗示療法」とは違う方法です。

その暗示療法の一部をご紹介致します。気に行った暗示がありましたら、催眠状態で暗示されてみて下さい。

実際の催眠療法では、深いリラックス状態へと誘導していきますが、難しいことではなく、日常で浅い催眠状態は体験しています。浅い状態でも暗示療法は可能ですので行ってみて下さい。日常での催眠状態を活用する場合、リラックスしていてあまりごちゃごちゃと考え事をしていない状態と思っていただくといいです。

ですので、お風呂の湯舟に浸かってリラックスしている時やお布団に入り眠る前、電車にコトンコトンと揺られて心地よい時などです。また、１．私の人生シフトチェンジの旅（リラックス法/自立訓練法）で、ご紹介しておりますリラックス法は、浅いのですが暗示が有効な催眠状態に入れますので宜しければご活用下さい。その状態で暗示していただくと、無意識（潜在意識）に暗示が入り、トラウマが軽い方ですと現実の変化も期待できるのではないかと思います。

「そうだな」と感じる暗示がありましたらリラックス状態で、繰り返し暗示されてみて下さい。

：人に対して緊張してしまい思うように関われない場合

「人は自分が思う程、自分のことを気にしていない」「自分の頭に浮かんだことを自然に言葉にしてみる」「そのままの自分で大丈夫！」「そのままの自分で十分」（そのままの自分で十分というのは、難しいと思われると思いますが、本来私たちは生きているだけで十分です。もし、そうだなと思われましたら、暗示されてみて下さい）

：やるべきややらなければならない、完璧でないとダメだという感覚がある方

「自分が失敗と思っても案外大したことではないかもしれない」「完璧にしなくてもいいのかもしれない」完璧を求めてしまう方へのお勧めは「かもしれない」です。自分が楽になる暗示をしようと思っても受け入れられないものです。そんな時は、「かもしれない」と暗示をしてみると、抵抗を起こさず「どちらでもいいよ」という感覚が入りやすく、気持ちが楽になっていきます。暗示してもいいかなと思われましたら、行って下さい。

：幅広く有効なのが

「どんな自分も許します」「全ての自分を許します」というのもお勧めです。失敗したり自分の思う通りいかない時、ついつい自分を責めてしまうのですが、自分を責めると緊張が高まりよりパフォーマンスを下げてしまいます。

そんな時「自分を許します」は、ふっと力を向くことができます。「自分を許す」だと「許さなければ」と力が入ってしまいますので、自然な感じで「自分を許します」がしっくりくると思います。このような暗示をリラックス時に心の中で、何度か繰り返し暗示していきます。

暗示療法はトラウマの影響が強い方は、なかなか改善が難しかったため（私も含めて）、さらに違った療法を学びたいと思っていました。しかし、縁あって結婚が決まり一旦セラピストのお仕事にピリオドを打つことになりました。

最初の結婚は、６年後に離婚することになりました。この時の結婚は、流されるように相手に合わせているうちに結婚したことに気付き、流されている自分ではなく自分をしっかり持つことの重要性を学びました。

離婚後は、心理関係以外のお仕事をした時期もありましたが、以前お世話になっていましたセッションルーム（暗示療法）に再就職することができました。

さらにスピリチュアルにも興味を持ちヒーリングを受けてみたりしました。スピリチュアルのイベントで今の主人と知り合うことになりましたので、ヒーリングに興味を持ったのは主人と出会うためだったのかと縁を感じます。出会って半年後に再婚！（34才）全く迷いなく結婚に至り、直観が働きいいご縁をいただいたなと感心しています。（＾＾）そのお陰様で今も楽しく過ごしています。

結婚後にいろいろ学ぶことができました。催眠療法をさらに深く学びたいと思っていましたが、その前に高校中退のコンプレックスがあり、高卒認定、通信での大学、そして、産業カウンセラー、精神保健福祉士の資格を取得していきました。

その後、素敵なカウンセラーさんとの出会いがあり、カウンセリングも深く学ぶことができました。カウンセリングと同時進行で以前の催眠療法と全く違うヒプノセラピーと呼ばれている療法に没頭することになります。

その療法で暗示療法、イメージ療法（GIFT）、年齢退行療法、前世療法と学んでいきました。前世療法は、ある程度の深い催眠状態が必要で以前習った催眠とは全く違っていました。こちらから暗示を入れていくのではなく、クライエントさんが思い浮かべている世界観を随時聞いていきながらセッションを進めていく方法でした。